ありがとうを束ねて・・・　Charis ～カリス～

　　お父さん。

　　　　　　近くにいれば、入るほど・・・。
　　　　　　　　　　伝えきれない思いって、あるよね。

　　　　　　大切だから、余計に、傷つきたくなくって・・。
　　　　　　　　　　　　　ごまかしてしまうのかも、知れないよね。

　　　　　　　　　あの時の後悔は、今でも、消えず・・。　

　　　　　　　　　　　　　　

　　　お父さんの話をするたび、
　　　　　　　　お母さんは、うさぎちゃんの様な目になっちゃうんだ～。

　　　　　　もっともっと、ゆっくりと、話ができると思ったんだって・・。


　　　　お父さんが、苦しかった時。。
　　　　　　　お母さんの身体も、とっても、大変だったでしょ～。

　　　　お父さんが、「俺が、入院したら、お母さんが、大変になるからなぁ～。　」って、
　　　　　言っていたのを、私は、聞いて、知っていた。
　　　　でも、そのことは、
　　　　　　　　　私は、ココロの奥の、大切な引き出しに、しまっていたの。

　　　　この間、「そんな事、言ってたんだ～。！！　」って、話したら、・・。
　　　　　　　　　　　「そうだったんだね～。　」って、涙を流していた、お母さん。

　　　お父さんと、お母さんしか、わからない、大切な絆。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっと、大きな存在なのだろう・・。

　　　　あの時、動けなくなった身体は、今、少しずつだけど、前に、進み始めたよ。
　　　　　　それは、お父さんの存在が、
　　　　　　　　　　　　今でも、ココロの奥で、元気付けてくれているから、だと、思うよ。


　　「あの時、お母さんが、動けなかったから、
　　　　　お父さんは、いっぱい、動いて、元気な笑顔を見せていたのかも、知れないね～。　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　って、・・。
　　「ホントは、お父さんも、大変だったのにね・・。　」っと、笑い話になったけど・・。

　　　　　ココロの奥に、しまっていた・・。
　　　　　　　　　今だから、笑い話の、ひとつになったのかも、しれないけどね・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
　　　　～　私は、後悔のないように、ちゃんと、伝えた・・。
　　　　　　　　　　あなたは、ニコニコッと、・・・。
　　　　　　　　　照れ笑いで、返してくれた。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう　～